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冷やし中華にマヨネーズの発祥はスガキヤ説。全国に広がった名古屋の食文化!

名古屋だけ?冷やし中華のマヨネーズ。

その議論をする前に、まずは冷やし中華について考えねばなりません。

「冷やし中華始めました。」

という張り紙があるように、冷やし中華は中華料理屋さんで夏季限定のメニューとして知られているように思いますが、呼び方も地方によって違います。

冷やし中華の呼び方。

北海道では冷やしラーメンと呼ばれ、西日本の特に関西と、そして九州の福岡では、冷麺と呼ぶのだそうです。

これに対して、福岡では韓国の冷麺のことを韓国冷麺と呼んだり、逆に区別のために冷やし中華を中華風冷麺と呼んだりするようです。
盛岡冷麺はそのまま盛岡冷麺。ちょっとややこしいですね。

ここではいわゆる冷やし中華、冷たいラーメンの麺の上に、きゅうり、ハム、錦糸卵などを乗せて、少し酸っぱい汁をかけた冷やし中華について、名古屋では無くてはならないマヨネーズをかけるのか?を考えてみましょう。

果たして冷やし中華にマヨネーズをかけるのは全国的に普通なのか?に触れてみたいと思います。

ちなみに名古屋の人は全国的に普通だと思っています。
(基本的に名古屋の普通は全国でも普通だと思い込んでいますので。)

意外と全国的!全国的な冷やし中華にマヨネーズ。

さて、Jタウンネットのアンケートの結果によりますと、意外にも全国的に、冷やし中華をマヨネーズをいつもかける人の割合は40%!

冷やし中華にマヨネーズなんてありえない!という人の34%を上回っているんですね。

残りの26%は時々かけるということで、実に66%が冷やし中華をマヨネーズに肯定的な意見を持っているんですよ。
完全に全国的にはバカにされる食べ方だと思っていました。名古屋のみなさん、その点はご安心ください。

特に東北、福島県ではメジャーなようで、冷やし中華にマヨネーズはかならずかける!という意見が大多数になってます。

ただし、だからと言って日本全国で当たり前だと思うのはやめましょうね。

特に気をつけたい地方なのが、北海道、関東、北九州。

この辺りは冷やし中華にマヨネーズはありえない!が多数派の地域です。

北海道、関東、北九州で当たり前のようにマヨネーズをかけて、ゲテモノ扱いされないように気を付けましょうね。

冷やし中華にマヨネーズの発祥は?

今回のネタ、実はこのブログではお馴染みのスガキヤ関係のネタです。

何故なら、

冷やし中華にマヨネーズの発祥は、スガキヤだからです。

そりゃ名古屋ではメジャーな食べ方になりますよね。

スガキヤでは冷やし中華のスープにマヨネーズを溶かして提供していたのが、冷やし中華にマヨネーズの元々の形。

独特のラーメン文化を作り出しているスガキヤらしいですね。

これを別添えの袋入りで提供すると、ほとんどのお客さんがかけて食べているので、冷やし中華のお皿の上にドブっと添えるようになったんですね。

そして再び袋入りのマヨネーズになり、からしも添えられるようになりました。

いつしか寿がきや以外のお店でも、冷やし中華をマヨネーズは添えられて、名古屋では他のお店でも当たり前に。

きっと名古屋の色んなお店で、

「マヨネーズちょ〜」

という声が上がっていたのでしょう。

そして全国的にもかなりの広がりをみせたのでした。

ちなみにスガキヤでの正式な名前は冷やしラーメン。北海道の冷やし中華の呼び方と同じなんですね。

名古屋文化が全国制覇!とまではいきませんが、ひょっとしたらちょっと自慢できる話しかもね。

冷やし中華にからしマヨネーズ、グチャグチャと混ぜて食べるとコクがあって美味しいですよ。

食べた事の無い人は、勇気を出して試してみてちょ。

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