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名古屋城のお堀の巨大魚が話題!ワニ?シャチホコもビックリの正体は

名古屋城、そのお堀に謎の巨大生物が…?

数年前から話題になっているのが、名古屋城のお堀にワニがいるという噂。全国各地のお城のお堀には、時折こんな奇妙な噂が立ちますね。果たしてこの噂は本当なのか、それとも単なる都市伝説なのでしょうか?

実際には、名古屋城のお堀で目撃されている「ワニ」とは、アリゲーターガーという魚のことです。アリゲーターガーは、見た目がワニに非常によく似ているため、誤解を招くことがありますが、実際にはワニではありません。

アリゲーターガーとは?

アリゲーターガーは、北米からメキシコにかけて生息する肉食性の魚で、成長すると2メートル以上に達することもあります。その名の通り、ワニ(アリゲーター)に似た見た目をしており、硬い鱗と鋭い歯が特徴です。

しかし、見た目に反して人間に対して攻撃的な行動をとることはなく、これまで人に対する被害報告はありません。

アリゲーターガーは外来種で、2018年から特定外来種に指定されています。それ以前は日本でも飼育が可能でしたが、今では飼うことはできません。

名古屋城のお堀にいるアリゲーターガーは、おそらく元々ペットとして飼われていたものが放流されたのでしょう。

アリゲーターガーの捕獲活動とその現状

名古屋市はアリゲーターガーの捕獲に向けて、罠を仕掛けたりするなどの取り組みを行っていますが、まだ成功には至っていません。目撃情報によれば、お堀には少なくとも2匹のアリゲーターガーがいると考えられています。ただし、2017年には1匹が捕獲されたこともあります。

名前に「ガー」とつく魚

名前に「ガー」とつく魚はアリゲーターガーの他にも結構いるんですよね。

  1. ロングノーズガー (Longnose Gar)
    細長い体と長い鼻が特徴のガーで、アリゲーターガーよりも小型ですが、それでも1.5メートル程度まで成長します。北米の河川や湖沼に生息しています。
  2. スポッテッドガー (Spotted Gar)
    名前の通り、体に黒い斑点があるガーです。アリゲーターガーやロングノーズガーに比べて小型で、1メートル前後まで成長します。川や沼地に生息し、比較的浅い水域を好みます。
  3. ショートノーズガー (Shortnose Gar)
    ガーの中では比較的小型で、体長は最大でも1メートルを超えないことが多いです。北米東部の淡水域に生息し、短くて幅の広い鼻が特徴です。
  4. トロピカルガー (Tropical Gar)
    中南米に生息するガーで、1.5メートル程度まで成長します。アリゲーターガーやロングノーズガーに比べて暖かい地域に分布しています。

これらのガーは、全て「ガー科 (Lepisosteidae)」に属しており、非常に原始的な特徴を持つ魚です。

名古屋城でのユニークな活用法?

名古屋城のお堀にいるアリゲーターガーを、いっそのこと観光資源として活用するアイデアも面白いかもしれませんよね?

例えば、「金のシャチホコVSアリゲーターガー!」といった形で、名古屋城の観光イベントに取り入れるというのはどうでしょう?また、名古屋にあるレゴランドジャパンで作られたミニチュア名古屋城に、こっそりとアリゲーターガーを登場させるというのも楽しいアイデアだと思います。

アリゲーターガーは、元々はお堀に生息する生物を襲うなどの問題があるものの、古代から姿を変えずに生き続けている神秘的な部分も持つ魚です。

世界最大の淡水魚として水族館に展示されることもあります。名古屋の商売人魂を活かして、この問題を新しい観光資源に変えることができれば、また違った魅力を引き出せるかもしれませんね。

まとめ

名古屋城のお堀に現れる「ワニ」の正体は、実はアリゲーターガーという巨大な魚でした。この魚は、見た目がワニに似ていることから誤解されがちですが、実際には肉食性の淡水魚です。

名古屋市はアリゲーターガーの捕獲に取り組んでいますが、まだ完全に解決には至っていません。目撃情報によると、少なくとも2匹のアリゲーターガーが生息しているとされ、2017年には1匹が捕獲されました。

名古屋城のお堀のアリゲーターガーは、神秘的な存在でありながらも、その異様な姿を活かして観光の話題に変える可能性もあります。今後の取り組みと展開を勝手に楽しみにしています。

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