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名古屋のちょっと変わった食べ物事情。

昨日はなごーやで〜♫ホテルの前〜の〜中華料理で〜♫

と、井上揚水さんがコンサートでアドリブで作った歌を歌っています。

タイトルは「名古屋食べ物事情。」

2002年の井上陽水さんのマキシシングル「この世の定め」に、カップリングとして収録されている曲。(北海道をアドリブで歌った歌「毛ガニ」も)
マニアックな歌ですが、マニアが好きな曲の一つですね。

僕も好きな曲で時々、つい口ずさんでいます。

井上陽水さんも認める名古屋のちょっと変わった食べ物事情です。

名古屋の食べ物事情。

この曲の中で歌っている、

わからない人にはわからない麻婆飯。

わからない人にはわからない食べ物事情が名古屋の食べ物にはあるんですね。
確かに東京には麻婆丼はあっても麻婆飯はありません。
麻婆飯とは、名前のまんですが、中華飯や天津飯のように、お皿に乗ったご飯の上に麻婆豆腐が乗ってるメニュー。

名古屋では普通に中華料理店にあるメニューです。

そして名古屋の人達は、名古屋の普通は全国の普通!と思い込んでいます。

これって名古屋飯?謎のラーメン。

そんな名古屋の人が不思議に思っているのが、何故だか名古屋飯として有名になった台湾ラーメン。

台湾ラーメンというネーミングだけど名古屋発祥のラーメンで、台湾には無いラーメンなんです。

元々は味仙という台湾料理店にだけあったオリジナルメニューです。

名古屋にしかない事を知らない名古屋人は、どうして台湾のラーメンが名古屋名物なのか?と疑問に思うのです。

名古屋に居た台湾人が作ったラーメンというのが正解ですね。
台湾ラーメンが名古屋のラーメンなのはなぜ?アメリカンも食べられるお店はココ。
台湾ラーメン。 もはや聞いた事が無い人は少ないでしょう。 でも食べた事がない人はまだ結構いるんじゃないですか? 食べた事がある人も、食べた事がない人も、 台湾ラーメンなのに名古屋名物なのはなぜ? と思っている人も多いはず。 台湾ラーメンは台...
台湾ラーメンは賄い料理からお客さんのリクエストで生まれた、名古屋独特の食べ物なのです。
という事で、台湾グルメブームとも関係ないんですね。

名古屋の麺文化。

台湾ラーメンという名物ラーメンがありますが、名古屋はラーメン文化はあまり発展していません。

タモリいわく、

名古屋には味噌煮込みうどんやきしめんがあり、ラーメン以外の麺類が好まれている地域ではラーメン文化は発展しない。

のだそうです。

そしてもう一つ、名古屋にはキングオブキング、スガキヤラーメンがあります!
寿がきやがあるのに何故、他のラーメンを食べるのか?

という程、名古屋人には”ど”定着したラーメンのスガキヤラーメン。他のラーメンは名古屋では太刀打ちできませんね。
(あ、もちろん他のラーメンも食べますけどね。)

全国的なラーメンブームの波に取り残されるところが、これまたいかにも閉鎖的な街の名古屋っぽいですね。
スガキヤラーメンを名古屋駅周辺で!!最後に食べるおすすめの店。
名古屋の実家に帰省して東京へと帰る時に 最後にやっぱり食べておきたい! と思うのが、名古屋人のソウルフードのスガキヤラーメンなんですね。 実家からは堀田駅か神宮前駅を利用して、名鉄で名古屋駅まで行くので、堀田駅ならカインズ、神宮前ならカーマ...

名古屋は大盛り?

ちょっとズレてる名古屋の食べ物事情ですが、僕が東京で名古屋の食べ物とか名物の話しになるとよく質問される、1つの誤解があります。

 

「名古屋ってパスタがすごい大盛りなんですよね?」

 

…えっと、確かにそのお店は名古屋にありますが、名古屋でも有名なヘンテコなお店、喫茶マウンテンの事ですね…
名古屋は何かと変なところもありますが、名古屋はパスタが大盛りな街というのは誤解です…
喫茶マウンテンのメニューを知りたい方はこちら↓
僕は2回だけ行った事がありますが、甘口のパスタや意味のわからない名前のメニューなど、かかなり変わった珍メニューがズラリ!
おまけに全てが大盛り山盛りメニュー!
(普通のミートスパゲティとかもありますが、山盛りです。)
注意書きには1人1品の注文をしてください。
と。
つまり、2人で1品をシェアはダメということ。
本当に食べきれない、ギガ盛りスパゲッティ、ギガ盛りカキ氷が出てくる、まさに山のようにそびえ立つ、名古屋の中でもヘンテコ中のヘンテコなお店、それがマウンテンです。

でもインスタ映えしますよ。

このマウンテンというお食事処、一応肩書きは喫茶店です。

喫茶店から生まれた名古屋めし!

名古屋と言えばモーニング!
名古屋の人は喫茶店が大好きですが、そんな喫茶店の定番メニューが、名古屋の人の好きな鉄板ナポリタン。
(名古屋での呼び方はイタリアンですけど。)

名古屋の喫茶店から生まれた名古屋めしですね。

この鉄板ナポリタンは、ステーキ皿の上に溶き卵がひいてあり、パスタとからめると味もまろやか、とても美味しいですよ。

ちなみに名古屋の人は色々なものを鉄板に乗せて熱々で食べます。家にも鉄板(ステーキ皿)があるぐらい。

そして喫茶店で生まれた名古屋めしといえばもう一つ。

小倉トーストがあります。

トーストにあんこ!?

と衝撃を受けた人も多いでしょう。でもあんぱんもありますし、おはぎなんてお米にあんこですよ?
チョコがけポテチみないな、甘いとしょっぱいの合体です。

そう考えると、美味しいのは当たり前。でもチョコじゃなくてあんこってところがいかにも名古屋的ですよね。

まとめ。

ありえない?でも合理的な名古屋めし。

名古屋のお客さんはとても厳しいです。

他府県の人からはヘンテコに思うメニューの数々。

でもそんな環境の中で生まれて生き残っている名古屋のちょっと変わった食べ物たちは、名古屋のサービス精神がいっぱい詰まっています。

そしてこれらのメニューは庶民の味。

名古屋に行けば簡単に見つけられる食べ物です。(マウンテン以外)

名古屋に行った際には、是非とも触れてみてくださいね。名古屋の精神を感じられるかもしれません。

いろいろ書きましたが、いろいろ誤解の無いようにお願いいたします。

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