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台湾ラーメンが名古屋のラーメンなのはなぜ?アメリカンも食べられるお店はココ。

台湾ラーメン。

もはや聞いた事が無い人は少ないでしょう。

でも食べた事がない人はまだ結構いるんじゃないですか?

食べた事がある人も、食べた事がない人も、

台湾ラーメンなのに名古屋名物なのはなぜ?

と思っている人も多いはず。

台湾ラーメンは台湾にはありません!名古屋で生まれた名古屋にしかないラーメンなんです!

そして名古屋でアメリカンという謎の台湾ラーメンのメニューが食べられるお店もあります。

そんな名古屋名物の台湾ラーメンについてお伝えいたしましょう。

台湾ラーメンとは?

台湾ラーメンとは、名古屋のとある台湾料理のお店、味仙が開発したラーメン。

このお店が台湾ラーメンの元祖のお店。

開業は1960年で、僕が名古屋に住んでいた頃から、台湾ラーメンのお店として、名古屋で有名でした。

名古屋の人達も台湾のラーメンだと思っていたぐらい、この台湾ラーメンは浸透していて、台湾ラーメンブームが来るまで名古屋発祥のラーメンだと知らなかった!っていう名古屋人だらけです。

この味仙の店主が、台湾の名物ラーメンの担仔麺というラーメンを、賄い用に辛くアレンジしたラーメンがお客さんに提供される時に、台湾ラーメンとして出されたのが始まり。

賄いから生まれたメニュー、オリジナリティがあって名物料理が誕生する王道っすね!

そんな事とはつゆ知らず、名古屋人は台湾のラーメンだと思って食べていたんです。

ちなみに台湾では、この台湾ラーメンは名古屋ラーメンと呼ばれているそうですよ。

逆、逆!

名古屋名物として全国に知れ渡った時にこの事実を初めて知り、名古屋の人達はみんな驚いたのでした。

後に日清からもカップ麺として登場するほの人気ですね。

台湾ラーメンのアメリカンって?

元祖台湾ラーメンのお店の味仙は、兄弟によるのれん分けしたお店が数店舗あります。

もちろん本店は千種区今池ですが、中でも特徴があるののは矢場町の味仙なんです。

矢場町の味仙の台湾ラーメンは通常の台湾ラーメンの他に

  • アメリカン
  • イタリアン
  • アフリカン

という謎のメニューがあります。

それぞれの味は、アメリカンは少し薄め。イタリアンは辛め。さらに辛いアフリカン!

アメリカンはアメリカンコーヒーから来てるんでしょうけど、そもそもアメリカンコーヒーって言葉も和製英語。

名古屋の台湾ラーメンでアメリカンにイタリアン、更にアフリカンとは?!

もはや訳がわかりませんね。

まとめ。

台湾ラーメンが名古屋名物なのはなぜか?

その原型は、辛くない台湾のラーメンの担仔麺で、名古屋にお店を構える味仙が辛くアレンジして作ったオリジナルメニューなんです。

担々麺と違ってさっぱりしたスープが、確かに台湾っぽいんですが、名古屋の人がずっと台湾のラーメンだと思っていたラーメンが、名古屋名物として全国に広まるとは。

名古屋人もビックリです。

まぁ作ったのは台湾の方なんですけどね。

それを受け入れている名古屋の人の懐の深さ?名古屋名物ってたくさんありますが、全国的にヒットしているメニューは少ないですし、1つ増えた事は嬉しい限りなのかな?

そんな味仙のお店情報はこちら。

【味仙 矢場店】

名古屋市中区大須3丁目6-3

052-238-7357

地下鉄の矢場町駅を出て久屋大通沿いです。アフリカンならこちらの味仙へ。

【味仙 今池本店】

名古屋市千種区今池1丁目12-10

052-733-7670

味仙本店はこちらです。

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