名古屋の方言?うだるように暑い名古屋の暑さの理由。

名古屋は暑い!聞いた事がある人も多いと思いますが、確かに名古屋は暑いんです!

そして、冬場は寒い…

同じように夏は暑くて冬は寒い土地として、京都が有名ですよね。

京都が暑い理由は盆地だから。

盆地が夏は暑くて冬が寒い理由は、四方八方を山で囲まれ、熱はこもりやすく、寒気が入り込みやすいということです。

名古屋の夏が暑い理由。

では名古屋はどうでしょう?
名古屋は濃尾平野という平野なんですよねぇ。
何故、平野なのに暑いのか?理由を色々と調べてみましたが、コレだ!という明確な答えは見つかりませんでしたが色々な意見から大体のことをまとめてみると、おおよその納得できる理由が突き止められました。
名古屋は濃尾平野でありながら、周りは山で囲まれているのが主な理由。
  • 平野なので太平洋から暖かくて湿った空気が入り込みやすい。
  • その暖かくて湿った空気が山に遮られて逃げ場が無い。
結局は地形が原因なんですが、確かに、
名古屋市内からは、山並みが見えており、関東出身の僕の嫁さんは、
「こんなに町なのに山が見える!」
と言って驚いていました。
名古屋にいると普通の事ですが、関東の人には不思議なようです。
僕には東京にお城が無い事の方がよっぽど不思議ですけだね。

名古屋から見える山。

名古屋市内から見える山は、御嶽山のある中央アルプスや、茶臼山高原、恵那山、伊吹山、御在所岳。
天気の良い日は名古屋市内からも御嶽山から煙が出ている様子も見えるんですよね。
さらに岐阜、滋賀、三重県に渡って連なる鈴鹿山脈が並んでいます。
そして冬が寒い理由は、これらの山からの吹き下ろしの風、伊吹おろしがあるから。

気温プラス湿度でうだるように暑い!

太平洋から来る暖かく湿った空気が、山々に遮られて名古屋辺りにとどまる。
おまけにコンクリートが多い割には、高層ビルが少なくて日陰が少ないのが名古屋の街並み。
なので地面からの照り返しも非常に強いんですよね。
なんとなくダラっと平たい町なイメージの名古屋は、昼間の日差しをしっかりと受けてフライパンの上のような状態になってるのかもしれません。
実際に名古屋の夏が、体感的にはどんな感じの暑さかと言いますと、とにかく日差しが強い!というか日差しが暑い!
眩しい日差しの強さというよりは、直接的に焼かれているような暑さです。
そして湿度が高い…
これを感じるのは特に夜です。夜の蒸し暑さは本当に寝苦しく、サウナ状態の夜の暑さは、正にうだるような暑さという表現がぴったり。

うだるってどんな意味?

うだる=茹でられているような暑さが名古屋の夏の夜の町を襲ってきます。
そして、名古屋市民は広い地下街へ…
夏、地上を歩く人は、名古屋の中心部の栄からは極端に姿を消します。
ところで”うだる”は名古屋弁かと思ってましたが、そうでもないようですね。でも名古屋の人みたいに関東の人は使っていないですね。
ちなみに英語でうだるような暑さは

sweltering heat

だそうです。英訳を調べる人も多いようなので。

うだるような暑さ、名古屋の方言ですが、ついでに「熱い!」を名古屋弁では「ちんちん」とか、「ちんちこちん」と言います。

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