既存のshopifyストアにコラボレーターとして追加してもらう方法。

shopifyストアにコラボレーターとして追加

少しマニアックなお話しになりますが、コラボレーターアカウントについてです。

クライアントのためにshopifyのストアを構築する場合、パートナーアカウントを使って開発ストアを制作して納品する形を取るかと思いますが、既に契約済みのshopifyストアの修正や改修などの業務に携わる場合にはどうしていますか?

スタッフアカウントに追加してもらえれば問題なく作業もできますが、ベーシックプランの場合、スタッフアカウントに追加できるのは2人まで…と、人数がかなり限定的です。

そんな時に覚えておくと良いのが、コラボレーターとしてリクエストして、追加してもらう方法。

コラボレーターアカウントであれば、スタッフアカウントとして数えられませんので、限られたスタッフの数を圧迫する事もありません。

既存のshopifyストアにコラボレーターの申請。

コラボレーターとして追加してもらうために、shopifyストアのオーナーに追加の申請をします。

この時に、既存のストアのURLが必要になりますが、独自ドメインを設定している場合は独自ドメインのURLではなく、ストア開設の時に無料で与えられる〇〇.myshopify.comのアドレスが必要になります。

事前にクライアントから聞いておいてください。

shopifyパートナーには登録済みである事を前提に話しを進めますが、パートナーアカウントのダッシュボードのストア管理で、

「ストアを追加する」→「管理中のストア」

を選択します。

コラボレーターにリクエスト

すると既存のストアのURLを入力する画面になりますので、そこに〇〇.myshopify.comのURLを入力。

その次の権限は必要な部分をチェックしますが、まぁ「すべてを選択」(フルアクセス)にしておいて良いと思います。権限はオーナーアカウントで後から変更も可能です。

shopifyの権限の選択

これで保存を押せば、オーナーアカウントを持っているクライアントがshopifyに登録しているメールアドレスにコラボレーターアカウントの追加申請メールが送られます。

クライアントにコラボレーター申請を承認してもらう。

さて、パートナーアカウント側としては、後は承認を待つ訳ですが、クライアント側の操作も説明しておきましょう。

クライアントはshopifyから届いたメールの「リクエストを表示」をクリック。

shopifyのアカウントページに遷移するのでログイン。

するとコラボレーター申請の詳細の画面が開きますので、確認して「リクエストを受諾する」を押してもらいましょう。

クライアントから受諾してもらうと、shopifyから

“〇〇がShopify パートナーダッシュボードで作業するよう招待しています。

招待を受けるには、Shopifyアカウントを作成するか、既存のアカウントにログインしてください。”

という内容のメールが届きますので、リンクからパートナーアカウントのダッシュボードにログインすると、ストアが追加されているはずです。

これで既存ストアの修正・改修の作業ができるようになります。

作業を始める前にクライアントにも承認方法の説明をする必要があるかもしれませんね。

アクセスコードを設定している場合

いつからだかわかりませんが、セキュリティの向上のため?ストアオーナーはアクセスコードの設定ができるようになりました。

誰でもコラボレーターリクエストを送ることができないように、コラボレーターのリクエストを制限するためのコードで、4桁の数字です。

アクセスコードの設定方法

アクセスコードは初期設定では設定されていませんが、

管理画面の

「設定」→「プランと権限」→「コラボレーターのアカウント」

のところから設定できます。

もしもコラボレーター申請時に4桁のアクセスコードを求められた場合は、アクセスコードを教えてもらうか、「誰でもコラボレーターリクエストを送信できます。」に設定の変更をしてもらいましょう。

オーナーがアクセスコードを設定していない場合は先程の説明の手順でコラボレーターとして追加してもらえます。

まとめ。

少しマニアックなshopifyのお話しでした。

でもshopifyストアのスタッフアカウントの数には限りがあります。

パートナーアカウントを持っていてストアの修正や改修の依頼が来た時には、コラボレーターとしてリクエスト、追加してもらうのが望ましいです。

アクセスコードが必要な場合にはコードを教えてもらいましょう。

最後に、作業が終了してshopifyのサイトの編集などの権限が不要になったら、アクセス権の削除ができます。

パートナーダッシュボードのストア管理から、アクセス権が不要になったストアのアクセス権を削除して、ストアを削除でダッシュボードから削除しておきましょう。

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